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2019-07-30 [イラスト]


特攻隊の隊員の人たちの心情をテーマにした歌です。

この歌詞は遺書を基に作られていると思うのですが聞いていると涙があふれてきます。

私は常々特攻隊ほど精神の高みに達した人たちはいないと思っておりました。

誰しもが普通の日常があるとしたら死にたいなんてまず思いません。

自分の命自分の人生はとても大切で何よりも価値のあるものです。

そんなことは誰だってわかっておりますし、もちろん特攻隊の人たちも理解しております。

しかしそれを踏まえたうえでそれでも国を家族を故郷を守りたいがために決意したその精神。

言葉にしたってそれが表現できるとは思えませんが誇らしく素晴らしいものです。

特攻隊の人たちだってそれが無駄に終わるかもしれないと理解していたでしょう。

そもそも戦況が良いのであればそんな行動に出るはずがないのだから。

しかしそれでも国や家族を守るために可能性があるのであればと決断した勇気と優しさ。

私たちはその人たちの未来に託した意思をあまりにも軽んじてしまっています。

特攻隊員の中には遺書で私のことは忘れてくださいとまでいった人もいます。

それは当然ながらもし自分のことを思い出したら悲しみに暮れてしまうのではないかという心遣いからだと思います。

自分の命までかけているにもかかわらず、さらに家族のことへの心遣いまでする精神の高さはおそらく人類史上極めて高い物でしょう。

そんな誇り高い先人に比べ今の日本国民の愚かさときたら、もちろん私こそ愚かのうえの愚か者何で偉そうに言う資格なんて100%ないんですけどそれでもやはりおろかだと思います。

特攻隊の人たちが今の日本を見たらどう思うでしょうか?

命を懸けてまで守る価値のあったものだと思えるものでしょうか?

私たちが本当に重要視しなくてはならないのは道徳や誇り。

その道徳や誇りが素晴らしいものであればそこから生まれるものは素晴らしいものになるでしょう。

金とか権力の幻想に迷うことなく誇り高い人間になることがもしこの国が再生するのであれば最も必要な要素だと思います。

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