2020-12-25 [イラスト]
私個人はどうしてもこのコロナ禍での徹底自粛には賛同できない。
どんなに健康でそしてどんなに健康に気を使っている人でも病気になることはあるし、思わぬ怪我、
最悪事故に巻き込まれ死んでしまうことも有るかもしれない。
運命的なものはやはりあって、それだけはどうすることもできない。
コロナも起きてしまった以上避けられないもの。
無かったことにはできない。
だからその現実を引き受けることも大事だと思う。
開き直って無防備になれってことではなく、
健康にいつも以上に気をつけつつ少しづつでも今までの生活を取り戻していく。
それがこのコロナを乗り切る一つの方策なのではないかと思う。
私はしきりに安全保障を念頭にして考えてきて、
今の自粛が続けばその実現はさらに遠のく。
そして経済の向上なども遠いものになってしまう。
出かけないということはお店の売り上げが落ち需要が下がる。
需要が落ちれば値段も下がり利益も下がる。
所得も下がり退職、廃業、閉店、破産も増加する。
そうなってからでは取り戻せないものがたくさんある。
仕事、生き甲斐、家族、自分、生命・・・
お金を配ることも有効。
でもそれが日用品や食料品ばかりに使われ、外食や娯楽、観光などに使われなければその産業自体は衰退してしまう。
たとえ補償されたとしても将来も不安で継続を断念せざるを得なくなってしまうものも少なくないと思う。
難しいことなんだけど程よいバランスで自粛も少しづつ和らぐ空気を情勢していかなければ本当に社会そのものが崩壊してしまう。
今仕事で来ている人、仕事もお金もない人、お金があっても仕事がない人。
こういった中での断絶が起きてしまう。
何もできない喪失感や無力感、孤独、焦り、いら立ちは計り知れない。
人間性にすら大きな影響をもたらす。
何か自分が必要とされ、また自分がある種の使命と感じられるものに従事していることへの安心感や達成感充実感はその人の精神、人生観に良い刺激になると思う。
それはお金で換算できるものではない。
もし本当に困窮者を減らし、この国の安心安全を考えるとしたら、
少しづつでも経済活動をコロナ禍以前に戻せるようにし、国力、国民の団結力を育む必要があるように思う。
コロナを楽観してはいけないと思う。
でもコロナ以外で死ぬことだってあることを忘れてはいけない。
それが事故なのか病気なのかは誰にもわからない。
死は免れないもの。
そのことを胸に深く刻み、
運命として受け入れ
有限な自分の人生
悔いないよう励み勤める。
そういった考え方も大切ではないかと思う今日この頃。
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