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2019-08-17 [イラスト]




三橋さんちょっと見ないうちに随分雰囲気変わりましたね。

三橋さんの話は置いておいて上記の動画、端的に言うと中抜き業者のお話。

安く受注して、もっと安く事業者に発注して自分たちを潤わせる。

よくある話ですね。アニメとか制作会社にはちっともお金が下りていないとか。

これが新しいビジネスモデルだとかイノベーションとか自分たちで言い張るのだからお寒い限り。

社会全体で見れば少しもメリットがないし、新しい発想でも何でもないし、新技術というわけでもない。

イノベーションといえばすごく抽象的で申し訳ないのですが、ドラえもんとか、鉄腕アトムの世界のように未知なる技術でまさに新時代を予感させるみたいな感じだと思いますが、上記の動画でも解説しているビジネスモデルって昔からある越後屋の現代版みたいなもの。

クールジャパン、私がとにかく大嫌いなのは日本をほめて褒めてと褒められたがりが自分たちが作ったわけでも何でもないのにもかかわらず、褒められて悦に入りたいというお寒い心情が目に見えている点と、要は金儲けしたい人が儲けたいだけだということです。

作っている人たちに全く経緯がない。

現にサブカルだとかなんかそれっぽく言葉を使ってうりこんでみせて、しかしながらその作品とかそういうもの自体には大して興味がなく流行に乗っているとか売れるものをひたすら売り込んでお金稼ぎをしているだけ。

流行が過ぎたらポイと捨てる。

もし経緯があるなら私が知っている業界でこんなに安い単価ばかりの仕事が横行しているわけがない。

時給一体いくらなんだって仕事はざらで、それでももっと原価を安くしたいから海外に発注したり。

そのせいでさらに仕事がなくなりやすくなっていくなんて本当によくあること。これでは作りてはさらに生活が厳しくなる一方。

でも作品そのものに対して興味がないから作り手に対しての経緯も存在しない。

なのでビジネスとしてもうかればそれでいい。作っている人の苦労や頑張りには全く関心がない。

どうせ商売にしている作品について感想を言わせても上っ面のうっすいコメントしかできないと思います。

要はデフレ促進ビジネス。働く人がますます貧困化し一部の人が作り手に対してなにも経緯を持たずまして上記の動画を拝見すれば買い手に対しても経緯を持っていないように感じました、それで自分たちを潤わせたいだけ。

全く社会が豊かにも何にもなっていない。利便性が上がっているように見えてさらに悪い深みにはまっていっている。

やはりデフレ下ではいいことがどんどんなくなっていく。

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